日本の沖縄 バックパッカーの目線
突然ですが、日本は好きですか?
私はバックパッカーになって、海外に飛び出るまで日本が好きではありませんでした。
形だけの経済大国、学歴社会という宗教、協調性という名の予防装置、責任のたらい回し組織、置き去りにされた人権と無関心な世間体……。
10代後半から20代前半の話なので、尖っていたと言えば、尖っていましたが、本当に好きになれなかったのは事実です。
まあ、ただ単に知らなかったんです。
外に出るまでは日本という国で生活しているってことに気が付いていなかったんです。
私は日本人が日本を知れば、必然的に日本を好きになると思います。
もし、旅人の方が読まれていたら、そう思いませんか?あるあるじゃないですか?
島国だからこそ生まれた島国根性
山脈があるからこそ発展した独自の文化
四季の存在と色彩の美学
武士道の真髄と生真面目な気質
震災時の団結力と人を思う気持ち
完成された公共の衛生面と思慮された保険制度
第一産業からなる生活の豊かさと戦争の無い空間
日本語の美しさと言葉が持つ温度 など
日本って世界で有数の豊かな国だと思っています。
指標は色々とあり、意見も色々ある思いますが、総合的には豊かな国であることは確かです。
生きる自由度が他の国とは違います。
住むなら日本。この考え方は昔からブレません(笑)。
日本の沖縄
沖縄は日本の中でも異国感を強烈にアピールする場所だと思います。
独特の方言、食文化、人付き合い、時間の感覚、海と山の自然、そして過去の歴史。
方言は殆ど分りません。
でも、響きやニュアンスは好きです。食文化では沖縄そばが大好きです。
沖縄の人は温かいイメージです。
ついつい、故郷感を感じてしまいますよね。
自然はピカイチだと思います。黒島の海は、生涯ベスト3に入る綺麗な海でした。
そして、過去から引き継がれている歴史。沖縄は太平洋戦争における地上戦の場でもあります。浅い知識しかないですが、日本人として思うことも沢山あります。
日本なのに何か日本っぽくない場所。だからこそ、魅了されるのかもしれません。
みなさんは沖縄が好きですか?
バックパッカー目線の写真

首里城の歴史が語る風景
その歴史に被さる太平洋戦争の歴史。
知っている、知らない。経験した、経験していない。
沖縄だから、沖縄だからこそ、沖縄でしか….。考える事が多いです。

The Roots.
根っこ (ルーツ) が好きです。なぜなら、全てのものにはルーツがあるからです。
どんな最先端にもルーツがあります。分裂し、合体し、重なり、離れ、ルーツは時間とともに形成されます。
だから、好きです。辿れば必ず原点に回帰できます。

海へ向かう道。
息を切らしながら走って。海へ。ASAP。

地球上でつながる海
海はいつも大切な時間を与えてくれます。
大切な人との時間や考える時間。
夕日を見る時間。東京にはない。

滝の音と流れ
偉大な滝の横で時間が流れていくのを待つという時間の使い方。
豊かさとは何かと考えさせられます。
でも、本当は考えている振りなんですよ。大概の時は。

デイライト。
一瞬は常に美しく、綺麗です。
だから、人の手では作れません。自然の偉大さの理由はここにあると思います。
できれば毎日、何も考えずに一瞬の美しさ、綺麗さに気がつけるような人になりたいと思います。

大きさ
大きい。大きい。大きい。それだけで伝わることがあります。

宿。
Machan Machan.

小さな命
小さな生き物が幸せを与えてくることがあります。
そこに自分は生かされているかもしれないと思う理由があります。

Impossible is nothing…I know その気持ち。
だからこそ…….
thinking about my future.
“do all the good I can
by all the means I can
in all the ways I can
at all the times I can
to all the people I can
as long as ever I can”
バックパッカー目線が教えてくれること
私は海外を旅することで日本の良さに気がつくことができました。
しかし、本質的な旅の目的を考慮すると、異国の地でなくても良いのかもしれません。
旅の中で、場所は目的を達成するための有効的なツールだと思うようになりました。
旅をすれば今までの生活環境と異なる部分の発見の連続です。
必然的に日本の良さに気がついていくのかもしれません。
もし、日本を旅するなら、沖縄はお勧めです。
ブログを読んで頂きありがとうございました。