伝統に関する記事

祇園祭とは? 京都のお祭り

祇園祭とは?

 

こんにちわ。今日は、日本3大祭りの1つ祇園祭について調べてみたいと思います。

京都に住んでいる身として「祇園祭」って深く考えたこともありませんでしたし、外国人にも「Festibval」の英単語で説明し終わっていることも多々有ります。再度整理して見たいと思います。

 

そもそも祭りって?

 

祭りって何?ってことなんですが「感謝や祈り、慰霊のために神仏および祖先をまつる行為(儀式)である。」ということのようです。

日本固有の神道系に分類されるものが多いようですが、民間信仰色の強いものも多く、道教や仏教など渡来の習俗の影響を受けているものも多いとのことです。

現在一般的な意味での祭は、神社や寺院をその主体または舞台として行われることが多いということで祇園祭もその枠組みに入りそうです。

 

祇園祭って何を祀っているの?

 

863年に遡ります。京都で疫病が流行し、御霊会が開かれます。

当時、天変や疫病の発生は、戦などによって非業の死を遂げた者の怨霊の所業とされていました。この怨霊を鎮めるための祭事が「御霊会」というもののようです。

何かわからないことが起きた場合は、怨霊の仕業と捉えていたようです。

その怨霊の怒りを鎮めるための儀式が「祇園祭」の始まりのようです。

 

現在の八坂神社には、牛頭天王が祀られているようで、日本における神仏習合の神であり、釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神(薬師如来=世に現れた姿が牛頭天王)とされています。

 

鉾巡行って?

 

元々、鉾巡行を行っていたわけではないようです。

当初は、神輿渡御、すなわち神霊が宿った神体や依り代などを神輿(みこし)に移し、氏子地域内への行幸、御旅所や元宮への渡御などが行われていたようですが、その後、室町時代に自治組織が現在の元になる鉾巡行を発展させていった歴史があるようです。

 

簡単に言うと、「祇園祭の儀式をもっと盛り上げようぜ」といったコミュニティがこの巡行を発展させていったということが言えます。

 

祇園祭って誰が主催者なのという疑問が湧きます。

 

祇園祭は誰が主催しているの?

 

これだけの祭りを続けていくのは非常に難しいですが、そこは公共財団祇園祭山鉾連合会という財団が運営しているようです。その他、同様の保存団体が存在しサポートしています。また、現在では観光事業の一環で京都市もバックアップしているようです。

 

https://www.gionmatsuri.or.jp/material/

 

毎年ボランティアの募集もしているようですね。多くの方が祇園祭を支えていることがわかりました。

 

八坂神社も主催していますが儀式(神輿渡御)に特化しているようで、よく写真に出てくる鉾巡行は上記団体がメインに行っています。

ユネスコ無形文化遺産に登録されているのは、この鉾巡行を指しているようで、祇園祭自体ではないようです。

 

メインは八坂神社の儀式であることは間違いありません。

 

祇園祭を調べてみて

 

今回わかったことが祇園祭がどのように発展していったのかを少し理解することができました。祇園祭を行っていたコミュニティ(=鉾を守る)に支えられる形で伝統が続くという日本的ないい事例なのかもしれません。

 

室町時代といえば能などの伝統演劇が花開いた時代でもあります。

その時代に現在の祇園祭が形作られたとすれば、当時の室町時代の背景と照らしあわすことで人々の生活が想像できるような気がします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!