親の言うことを聞かないとささくれができるって本当?
幼少期の頃を話を同僚としていると、あった!あった!そんなルールって話になりませんか?
そのルールは大体、親から何気なく聞いていたことだと思います。
例えば…「親の言うことを聞かないとささくれ(又はささむけ)ができるやささくれができると親不孝」です。
当時はそうなのかって思っていても、時間が経って知識が増えると根拠は何?ってなりませんか?
私は30代になって本当にそうなのか?という疑問があるものを色々調べてみようと思います。
我が家の言い伝えの内容
幼少期の時、人差し指や小指にささくれができると「親の言うことを聞かないからだ」や「親不孝だからだ」と言われた経験があります。
ささくれって放置しておくと酷くなって少し血が出たり、痛みを生じるものになりますよね。
私はささくれが酷くなり痛くなってくるとバンドエイドを貼ったり、爪切りで切るという感じでした。
しかし、今考えてみれば…..なぜ、親の言うことや親不孝が直接、肌の影響であるささくれと関連があるのか?どう考えても変ですよね?
乾燥からくる肌荒れに近い症状なので、栄養の摂取や睡眠不足の方が関連がありそうなのに。
言い伝えの事実
定性的な説
子供が皿洗いや洗濯などの水周りのお手伝いをしていると、自然と中指や人差し指、小指を使うのでささくれが出来にくい。
つまり、ささくれができる → 子供が手伝いをしていない → 親不幸者だという考え方です。
言い換えれば、親が手伝ってと言っても、親の言うことを聞かずにお手伝いをしないとささくれができるということです。
もう一つは……。
医学的な説
親の言うことを聞かずに、遊んでばかりで体調管理ができていないからささくれができるという説です。
四六時中遊ぶと、栄養のバランスも崩れ、肌の管理もできません。
それに睡眠不足にもなります。
つまり、親の言うことを聞かないの → 遊びまくる → 体調が崩れる → 最終的に親に迷惑をかける → 親不孝者だということです。
なぜ、医学的な説かと言いますと、食事の偏りによるビタミン不足、遊ぶことによる睡眠不足、肌の乾燥がささくれの原因となるからです。指先の肌とかは繊細っぽいですからね。
定性的な説は、昔の日本人独特の気質から生まれたな言い伝えのように感じます。
イメージとしては江戸時代などのあたりの感覚でしょうか。
子供も親の手伝いをして家計を支えるというのが当たり前だという感覚です。
一方、医学的な説は、より現代の若者文化を反映しているように感じます。
つまり、この言い伝えは時代の変化と共に説が変化した可能性があると個人的に考えています。
「我が家の言い伝えや伝統のリサーチシリーズ」では初の時代に伴った変化パターンです。
私が理解できたこと
私は「何故なのか?」の大まかな内容は理解できました。
今回の言い伝えは定性的な説から医学的な説に移行しているように感じました。
個人的には人がより根拠っぽいものを付け加えたのかなっと思っています。
内容を理解した上で、この言い伝えを私が次の世代に伝えるべきことなのか……。
私は伝えていこうと思います。
健康管理は人生において体という資本を作ります。その為の言い伝えということであれば喜んで伝えていきます。
ただ、時代の変化に伴って、他の言い伝えも説や根拠が異なってくるかもしれません。
昔は医学的な根拠を説明する技術もないですからね。
昔の暮らしの中で繰り返し生じたことに対して、人々が感想を共有し、重要なことが継承されてきたモノが「言い伝え」です。
言い伝えに関する予備知識
ささくれの主な原因は水分・油分・栄養の不足による乾燥のようです。治すにはビタミンの摂取や規則正しい生活が必要ですね。
有効なビタミン類としては、皮膚や粘膜を健康的に保つビタミンA、B2、皮膚障害の予防に効くビタミンB6、肌を美しく保つビタミンC、ビタミンAの吸収を助けるビタミンD、傷の治癒に役立つビタミンEのようです。
ブログを読んで頂きありがとうございました。