腹痛の時にお腹を「の」の字にさすると効果があるって本当?
幼少期の頃を話を同僚としていると、あった!あった!そんなルールって話になりませんか?
そのルールは大体、親から何気なく聞いていたことだと思います。
例えば…「腹痛の時にお腹を「の」の字にさすると痛みが軽減される」です。
当時はそうなのかって思っていても、時間が経って知識が増えると根拠は何?ってなりませんか?
私は30代になって本当にそうなのか?という疑問があるものを色々調べてみようと思います。
我が家の言い伝えの内容
幼少期の時、お腹が痛くなると洋式トイレに座りながら屈み込んでお腹を「の」の字にさすっていました。
さすり続けていると、時間の経過と共に痛みが軽減されていく経験があります。
なぜ、「の」の字にさするのかという行動に関しては、母親から「お腹が痛くなったらお腹を掌で「の」の字にさすりなさい」と教えられていたからです。
しかし、今考えてみればなぜ、「の」の字なのかが気になります。
「川」や「○」と言った字のさすり方でも良いのでは?っと思ってしまいます。
言い伝えの事実
色々と調べてみましたが、「の」の字にさするという根拠を探すのは大変でした。
大体の記事が以下のような記載内容でした。
✅「の」の字を描くようにやさしくマッサージすることで、腸の痛みを緩和できる場合があります。
✅手のひらでおへその周りに「の」の字を描くような円運動でお腹をさすります。お腹を温めて血行が良くなり、腸の活動を促します。
✅右手をお腹に当てて、おへそから「の」の字を描くように時計回りにさすります。手のひら全体を使って優しくさすってあげましょう。左の下腹付近には肛門へと繋がるS字結腸があり、ここをよくほぐすとガスが出やすいと言われています。
そして、長時間の末、確認できた内容がこれです!
「の」の字は腸内の便の通り道と同じ形のようです。
なので、まずは右半身側(上行結腸)に溜まっているガスを左半身側(下行結腸)へ流し、最終的に「の」の字の払いの部分に位置す肛門へ排泄物を流すということです。
この言い伝えには立派な根拠がありました。「の」の字の形と体内の腸の形が似ているということです。
そして、「の」の字にさすることにより、腹痛の要因になっている可能性がある排泄物を体外に出す働きを促すということです。
「川」や「○」では「さする」の本質的な目的(排泄物を体外へ出すことを促す動き)が効果的ではないですね。あと、もちろん体内を温めるという効果もあります。
排出物を体外へ出すことを促す動きと体温を温めることを同時に行えるので、腹痛の軽減になりますね。
私が理解できたこと
私は「何故なのか?」の大まかな内容は理解できました。
今回の言い伝えは医学的な根拠でした。
内容を理解した上で、この言い伝えを私が次の世代に伝えるべきことなのか……。
私は腹痛で辛い経験を沢山してきたので、同じような経験は次の世代の子達にもしてほしくないです。
なので、伝えていこうと思います。
まあ、今は腹痛を抑えるための薬がそこらじゅうのドラッグストアで買えますが、万が一の時もありますからね。
言い伝えに関する予備知識
因みに「の」の字を描くような円運動でお腹をさすることは便秘対策にも効果があるようです。
便秘の方は、是非、自分の体内の中の腸の流れに沿った「の」の字を描いてあげてください。
ブログを読んで頂きありがとうございました。